鵜原の産業は海を活かした漁業、民宿です。
■漁業
鵜原といえば漁業の町。四季を通していろいろな水産物、海産物が採れます。鵜原海岸にはキス釣りを楽しむ釣り人、網を投げ入れれば渡り蟹が採れるのです。
さて、漁師さんはというと。鵜原海岸の沖合いにはたくさんの魚が群れをなして入ってきます。アジ、サバ、カツオ、イナダなどなど。この漁場を主戦場としている漁師は、定置網で海岸に入ってくる魚を捕獲します。
鵜原海岸を前にして左のには、リアス式の磯が広がっています。ここには伊勢海老、いっそっぴと呼ばれるカニなどが生息しています。夏から春にかけて漁師は「エビ網漁」を行います。夕方に網をしかけ、朝4時くらいに網を巻き上げに向かいます。
高級貝のアワビも採れます。漁師は巣もぐりでアワビを採るのですが、期間は夏だけです。夏以外は産卵期に入るため、アワビ漁は禁止されています。これは、採るだけでなく、育てる漁業をしているためです。昨今、海岸の汚れや、漁師以外の密猟者による密漁などにより、アワビが少なくなってきています。もちろん、サザエもたくさん採れます。サザエのつぼ焼きは絶品です。
後継者不足と言われて久しい近年、鵜原では20歳代、30歳代の漁師が徐々に、増えてきています。海に対する想いは人一倍強いです。
漁師が採った魚や貝などは、地元の漁業組合に水揚げします。セリにかけられ、地元の水産卸会社は東京に卸したり、地元の魚屋に販売します。漁業組合をはじめ、水産卸会社、魚屋で働く勝浦市民は数知れず。勝浦市民をはじめ、都会に卸された水産物をクチにしている都民の方も多いでしょう。さまざまな人が水産関連の仕事に従事し、勝浦・鵜原の魚を都内に運んでいる現状もあります。
■民宿
鵜原は夏になると海水浴場に変身します。鵜原海岸は山々に囲まれた海水浴場のためか「プライベートビーチ」と観光客の方々がよくクチをそろえます。「ここでプロポーズしたい」「他の人にこの場所を教えたくない」といった声もよく聞きます。
都会の人たちは、土日、休みを利用して鵜原を訪れる際、民宿に泊まります。
民宿経営者も、鵜原を訪れた人たちを喜ばそうと、鵜原で採れた魚や貝などを食事に出し、鵜原を楽しんでもらっています。
民宿だけで生計を立てるのは難しいですが、漁師を兼ねたりして、生計を立てています。